祖霊舎・神徒壇の使用上の注意点

祖霊舎・神徒壇使用上の注意点

 地震などで祖霊舎・神徒壇が倒れてケガをしない様、建物の床や壁、天井などに 市販の固定金具等で固定して下さい。
上台と下台に分かれた祖霊舎・神徒壇でズレ防止の耐震棒やダボが付いた物の場合、 確実に設置できているか必ず確認して下さい。

祖霊舎・神徒壇を安置する場所は、水平で安定した場所に安置して下さい。
水平でないと祖霊舎・神徒壇本体の歪みや変形の原因となり、扉や引き出しがスムーズに開け閉め出来なくなる場合がありますのでご注意ください。
また、内部の神具類や飾り物などが転倒してケガをする恐れがあります。ほとんどの神具は陶器ですので十分ご注意ください。

祖霊舎・神徒壇は木製品ですので温度、湿度により誇張収縮をします。
直射日光が当たる場所や、冷暖房の風が直接当たらない場所に安置して下さい。
反りや割れ、変形・変色の原因となります。
また、高温多湿の場所ではカビなどの発生の恐れがあります。

引き出し及び、膳引き(膳出し)が付いた物の場合、ストッパーが付いていないものも多くあるため、いっぱいまで引き出すと抜け落ちる事があります。
また、祖霊舎・神徒壇本体や引き出しなどに手をついて立ち上がったり登ったりするとお仏壇が倒れたり、引き出しが壊れてケガをする恐れがありますので絶対にしないで下さい。

照明器具付の祖霊舎・神徒壇の場合、器具や配線の改造・変更を行わないで下さい。
変更する場合は、専門の業者にご相談ください。

照明器具は熱を持ちます。器具の放熱の為、通気口などを塞がないようにして下さい。火災等の原因となります。
また、照明器具の点灯時や消灯直後はナツメ球やLEDを触らないで下さい。 やけどをする恐れがあります。

ローソク等の近くに燃えやすい物を置かないで下さい。引火して火災の原因となります。
ローソク立ては祖霊舎・神徒壇にあったサイズの物を使用して下さい。
サイズが合っていないとローソクが倒れ火災や火傷・ケガの原因となります。

ローソク立ては祖霊舎・神徒壇内部の横壁や上部の飾り、照明器具の配線などから十分に離れた位置でご使用ください。火災の原因となります。 

祖霊舎・神徒壇から離れる時は、必ずローソクの火が消えているか確認して下さい。
また、照明器具等のスイッチを切って下さい。

小さなお子様がローソクをご使用になる際は、必ず大人の方が一緒におこない、火傷やケガなどをしない様ご注意して下さい。
また、小さな神具、ローソク等を口に入れたりしない様、十分注意して下さい。


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