祖霊舎・神徒壇とは
日本固有の神道による祖先・亡き人の霊を祀るものです。
神道に基づき、神葬祭のご葬儀で行なわれた故人・ご祖先をおまつりするもので、仏教における仏壇に当たるものが祖霊舎(それいしゃ)・ご神徒壇(ごしんとだん)で、御霊舎(みたまや)とも呼ばれます。
神道においては、一人の人間は亡くなると「肉体を司る神」と「心を司る神」の2つの神様になると、考えられています。
「肉体を司る神」は奥津城(おくつき)と呼ばれるお墓に祀られ、「心を司る神」は子孫を見守る祖霊・祖神となって家に残り一家の守護神として日夜見守って下さり、繁栄と幸せをもたらしてくれるものとされており、祖霊舎という社に祀られます。
祖霊舎・ご神徒壇は、一家の祖先や故人の御霊を奉祭するものですので、神棚で祀られる神々とは違いますので、また別にお祀りします。
祖霊舎、神徒壇、は亡き祖先の霊璽をお祀りするものです。
そのため神徒壇(祖霊舎・御霊舎)には神社でもらったお札をお祀りしてはいけません。
反対に神棚や御宮には伊勢神宮をはじめ、氏神様や縁のある神社で受けたお札をお祀りするもので、霊璽をお祀りすることはできません。
祖霊舎・ご神徒壇をおまつりする位置は、南向き又は東向きがよいとされ、家族でお参りしやすい清浄な場所を選びます。
神棚の下に置かれることもありますが、神棚よりは低い所におまつりします。
一般的には神徒壇・祖霊舎はご先祖様供養色が強く、神壇(床置き形式の神殿)は神様をお祀りする事をあくまでも中心としています。
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