仏壇の材質・加工方法
お仏壇は家具などに比べて高価なもので、ほとんどの方が一生に一度しか買わないものです。
失敗しないものを選びたいものです。
一般の方はパッと見ただけでは価格の違いは分かりません。
木目も同じ、作りもほとんど同じなのにどうして価格が全然ちがうのでしょうか。
・一番の違いは、使っている材料、材質。
・彫刻や加工方法など手間がかかるもの。
・また国内で造られたらかものか、海外で造られたかでも価格は大きく変わります。
それでは使っている材料は主になにがるでしょうか。
唐木仏壇では
・主材料として 黒檀、紫檀系(本紫檀・ローズ材・パーロッサ・カリン・ブビンガ・チンチャンなど)
鉄刀木タガヤサン、けやき、シャム柿、黄王壇、桑、屋久杉、栴檀、エンジュ、楠木など
・芯材料として セピター、マラス、ポプラ、アッシュ、ラワンベニヤ、圧縮ボード、MDF(合成木材)など
金仏壇では表面は黒く漆等で塗られている為、見た目では分かりませんが、ひのき、松、ヒバ、杉、MDFなど
家具調仏壇ではウォールナット、ニレ、ナラ、タモ、メープル、桐など
唐木仏壇の加工方法
主に芯材に主材を貼る(練る)加工で価格は変わってきます。
高価 芯材に四方から唐木を貼り合わせる「四方練り」
↑ 芯材に三方から唐木を貼り合わせる「三方練り」
| 芯材に二方から唐木を貼り合わせる「二方練り」
| 芯材に前方から唐木を貼り合わせる「前練り」
↓ 芯材に薄い(0.2mm程)唐木を貼る「突板貼り」
安価 また一番安価な木目を印刷したシートを貼る「プリント加工」などがあります。
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