大晦日にどうして「除夜の鐘」を撞くのですか

大晦日にどうして「除夜の鐘」を撞くのですか

2013.12.31
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大晦日には、近くの寺院やテレビなどで、「除夜の鐘」の音が聞こえてきます。

「除夜の鐘」は、どうして大晦日に撞くのでしょう。大晦日は、「除日(じょじつ)」とも、

いい「除夜」は、大晦日の夜のことをさします。

                              鐘        

除夜にはご寺院で、その年最後の法要がいとなまれ、その後に除夜の鐘が撞かれます。

撞く鐘の数は108つ。

人間の煩悩の数を表すと言われています。

ひとつきひとつきが煩悩を消していきます。

真冬の寒さのなか、その音を聞いていると、身も心も澄んでいくような気がします。

  私たち人間の心や身を悩ます煩悩は、無明(むみょう)という、貪(むさぼる)・瞋(じん)

(いかる)・痴(ち)(おろか)と、悪見(おけん)という、慢(まん)(あなどる)・疑(ぎ)

(うたがう)・見(けん)(悪い考えを起こす)の六煩悩を根本として、大まかに分けて百八ある

とされています。

 大晦日の晩、お仏壇にお参りして、「除夜の鐘」の音を静かに聞きながら、この一年を振り

 返り、来る年が良い年になりますよう 静かに祈るのも、いいものですね。

      気持ちを新たにして、来る年を迎えましょう。

 

皆さまの来る新しい年がより良い年になりますよう、今年も除夜の鐘の音を聞きながら

心より願います。

                             店長 二木昌之

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