大晦日に「除夜の鐘」を撞くのはなぜですか。

大晦日に「除夜の鐘」を撞くのはなぜですか。

2009.12.31
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おばあちゃん、おはよう。おじいいちゃん、おはよう。今朝もお仏壇・お位牌に声をかけ、お線香を

手向けて私の忙しい1日が始まりました。おばあちゃん・おじいちゃんのお位牌に朝お線香をあげ

るのも、今年は今朝が最後になりました。皆様さぞ気ぜわしい朝をお迎えのことと思います。

大晦日に「除夜の鐘」を撞くのはなぜですか。

「除夜」は、「徐日の夜・じょじつのよ」と呼ばれ、「旧年を除く日」、「大晦日の夜」の意味で言われ

ていたようです。「除く・のぞく」というのは、すすはらい・掃除・沐浴・精進など身を清める意味とさ

れています。「除夜の鐘」は、私たちの煩悩を取り除いてくれる鐘と言われます。人の心や体を煩

わせるのが、「煩悩」ですが、仏教では、煩悩が大まかに六煩悩があると考えられています。「貪」

(むさぼる)・「じん」(いかる)・「痴・ち」(おろか)・「慢・まん」(あなどる)・「疑・ぎ」(うたがう)・「見」

(悪い考えを起こす)の煩悩の六つです。この六つが「六識」、「眼・げん」・「耳・に」(聞く)・「鼻・嗅

ぐ」・「舌・ぜつ」(味わう)・「身・み」(感じる)・「意・い」(思う)の感覚にそれぞれあって「三十六」と

なり、それぞれに「過去」・「現在」・ 「未来」の三つの「時間」を掛けて「百八」の「煩悩」になると、

仏教では、考えられています。

お堂01.jpg    私にもよくわかりませんが、「除夜の鐘」は私たちの煩悩をひとつひとつ取り除いてくれる鐘で

す。お寺さんでは私たちの煩悩を消し去るように一生懸命撞いてくれています。、私も今年は、心

静かに鐘の音を聞いてみたいとおもいます。

大晦日の今日、鐘の音を聞きながら、お仏壇に心静かにお参りして今年一年を振り返り、来る

が良い年になりますよう祈りたいと思います。

この[]お仏壇・お位牌のふたきやネット」をオープンさせていただきましてから、約六ヶ月本当に

多くの皆様からご利用賜りまして有難うございました。心から重ねて御礼申し上げます。新しい年

にも、よりよいお仏壇・お位牌・お線香・仏具をよりリーズナブルに・お安くご提供できますよう一生

懸命スタッフ一同、努力いたしますので、よろしくおねがいいたします。

新しい年が、みなさまの良い年になりますようお祈りいたしまして本年最後のブログとさせてい

ただきます。

2009・12・31  [お仏壇・お位牌ネット ふたきや」 スタッフ代表  二木恭子

 

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