お供えする!!お線香の数??
この度は、ふたきやブログをご覧くださいましてありがとうございます。
今回は、お供えするお線香の数についてお話致します。
毎日供える物だけに、皆様一度は「正式なお線香の数って何本なんだろう?」
とお考えになったと思われます。
今回は、お線香を供える本数に関して調べてみました。
調査方法は、一般の方ではなく【各宗派の寺院・寺院と深く繋がりを持つ方】
の文献を参考とし、記載させて頂きます。
調査結果 其の壱・・・【各宗派により、お供えする本数は異なる】
天台宗・・・1本か3本
真言宗・・・3本
浄土宗・・・決まりはありません
臨済宗・・・1本
日蓮宗・・・1本か3本
曹洞宗・・・意味によって使い分ける
1本・・一心不乱のお参りという意味
2本・・自分とご先祖様の分としてという意味
3本・・仏法曹の三宝の意味として
調べた結果、記載されていない宗派も御座いますが、宗派ごとにお供えする本数
の数に違いがあることがわかりました。
調査結果 其の弐・・・【四十九日までは1本である】
四十九日まではお線香のお供えは、一本だそうです。
その理由といたしましては、亡くなった人を天国へ導く道しるべとしての役目をしているからです。
お線香が二本ですと、道が二筋に別れてしまい、亡くなった方が道に迷うとされているからです。
調査結果 其の参・・・【お墓参りは一人一本ではなく、皆で一束である】
墓参りの時は、一人一本ではなく、皆で一束が基本だそうです。
たとえ、一人・二人でお墓参りに行ったとしても、一束をお供えする事が良いと記載されていました。
まとめ・・・【自分なりの考え、供える事に意味を持つ事が大事】
以上、本日は【お線香の正式な本数は?】という事で記載してまいりましたが、特に供えるすべての人へ
共通する正確な本数というものはありませんでした。
1本という場合もあり3本という場合もあります。供える場所や状況によっても異なることがわかりました。
2本や4本、またはそれ以上の本数を記載しているところは少ない様です。
【自分なりの考えを持ち、気持ちを込めて供える事がとても大切であるという事です。】
例:ちなみに私は、これからは3本供えると決めました。
理由①・・・大は小を兼ねる。(少ないより多い方にしよう。)
理由②・・・仏は仏様・法はその宗派・僧は仏様をあの世へと導いてくれたお寺の住職様へ!で3本。
理由③・・・香炉の足が3本だから、バランス的・見た目的にお線香も3本に!
理由④・・・紹介した6つの宗派の中、3本が5つの宗派で進められていたので多数決により3本に決定。
以上で、今回のブログは終了となります。最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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