亡くなって2年目なのに、三回忌というのは何故ですか?
亡くなって1年目は、一周忌と呼ぶけれど2年目からは三回忌というのは何故ですか。
「?忌」というのは、故人が亡くなった日、命日という意味です。一周忌は亡くなってから丸1年が
過ぎたことを表します。
一周忌が過ぎると、亡くなった日・臨終の日を1回目の命日と考えて、2年目は3回目の命日
ということで三回忌と言います。命日は彼岸での誕生日にあたるともいえます。
満年齢と数え年齢の違いとも言えるかもしれません。
一周忌や三回忌に行う法要を年忌法要と言いますが、年忌法要は通常三十三回忌もしくは
五十回忌で終わりとなります。これは、供養して慰める霊から生きている現在の私たちを守る
祖霊になるからと言われています。
毎日の忙しさや日々の生活で故人を忘れてしまうこともありますが、月命日(人が亡くなった
日と同じ日のことを言います)や祥月命日(人が亡くなった月日と同じ月日のことを言います)
には、故人をゆっくりと偲んでみたいですね。
コーヒーが好きな故人には、お仏壇にコーヒーを供え、ビールが好きだった故人とは、ビール
をお仏壇の前で一緒に飲んでみませんか。思い出が浮かんできて、対話がすすみます。
たまには、こんなひと時もいいものです。
平成23年12月24日
二木昌之
参照 「やさしくわかる 仏教」
駒沢大学名誉教授 佐々木宏幹=監修 ナツメ社
私たちの生活習慣のなかの仏教・四季の行事などについて
やさしく教えてくれます。お勧めします。
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