法事に招かれたら。
法事に招かれたら
法要に招かれたら、出席するというのが原則です。逆にいくら親しかったからといって、連絡がないのに、法要の日時や場所を問い合わせしたりするのは慎みましょう。招きを受けた場合のみ出席します。法要はそれぞれの心づもりで、どのような形で行われるかわからないことだからです。
出欠の返事は、なるべく早く出します。不幸があって間もない、忌明け法要までの返信には、出欠の返事に喪中見舞いの言葉を添えましょう。
法要に招かれたのに都合で出席できない場合は、早めに返事をします。その際も遺族の近況を伺う一文を添えましょう。一周忌までの間の法要なら、御香などお供え物を贈ると良いでしょう。
お供え物は
法要に招かれたときには、供え物を持参しますが、供え物はすでに用意をされていることが多いので、昨今はその料として、現金を包んで行くことが多くなっています。
金包みは、一周忌までは黒白の水引で結んだものを使いますが、三回忌以降は祖霊祭りになるので、水引も黒白を使う必要はありません。法要用として市販されている黄白、青白の水引がかかった金包みがよいでしょう。
上書きは、「御供料」「御香料」「御仏前」などとします。ふくさに包んで持参するのは、他と同じです。金包みは到着して遺族にあいさつをしたときに、お渡ししてもよいのですが、普通は法要が始まる前に、祭壇または、仏壇に礼拝して供えます。その時間がないときには、終わってからもう一度手を合わせて、供えるようにします。
法要で卒塔婆供養をしたい場合は、用意が必要なので、事前に施主に頼んでおくようにします。塔婆料は白封筒に現金を入れ、「御塔婆料」と上書きして、前もって施主に渡すか、当日に持参します。
法事に伺ったときのあいさつ
法要に招かれたときは、「ご法要のお席にお招きいただきまして、恐れ入ります。ごいっしょにご供養させていただきます」とか、「本日はお招きにあずかり、恐縮です」というようなあいさつが適当です。「ありがとう」というあいさつは避けるようにします。
2010.5.1 東松山店 杉田
参考文献「仏教と仏事のすべて」
ふたきや ネットショップ HP
お仏壇、会津職人の位牌や安心価格お仏壇・お位牌・線香など仏壇仏具専門の通販店だわりの仏壇仏具が揃うネットショップ
◆ふたきや 秩父店
〒368-0022
埼玉県秩父市中宮地町25-22
◆ふたきや 東松山店
〒355-0014
埼玉県東松山市松本町2-1-46